何をするのも「いや!」
何を聞いても「いやいや!」
これがイヤイヤ期か…とわかっていても頭を悩ませるママも多いのではないしょうか?
目次
魔の2歳児?!3歳児神話?!
あんなに可愛かった我が子がどうして?と思うほどに2歳頃からイヤイヤ期が始まり、
“魔の2歳児”なんて言葉がありますよね。
また、昔から“3歳児神話”という言葉があるように、妊娠期から3歳までの期間を重要視する傾向が見られています。
しかしこれは現代の核家族の増加に伴い、母親一人が育児と家事の負担を背負う“ワンオペ育児”の家庭にはとても辛い時期と言えます。
イヤイヤされても逃げる場所がないママ。
ママしかいないから甘えてわがままをいう子ども。
母と子の時間が長く、周りの手助けが少ない子育て環境では“3歳までは子育てに専念すべき”という考えに頭を悩ませてしまいます。
イヤイヤ期には必ず終わりが来る
朝起きて着替えようとしたら「いや!」
ご飯食べようとしたら「いや!」
出かけるのに靴を履くのも「いやいや!」
朝から晩まで何をするにも嫌と言われたら、さすがにママもお手上げ!
成長しているからこそ訪れるイヤイヤ期だと頭ではわかっていても、どうしてこんなにイライラして優しくできずに怒ってしまったりするのだろうと
自己嫌悪に陥るママもいますよね。
だけど大丈夫です!イヤイヤ期はずっとは続きません。
だんだんと成長につれて、おさまってきます。
もうずっとこのまま辛い状態が続くのか?と不安に思ってしまいますが、イヤイヤ期には終わりが来るんですよ!!
うまくいかない自分との葛藤はママも子どもも同じ
イヤイヤ期とは、自我が芽生え「自分でやってみたい!」という気持ちと「うまくいかない」という気持ちを理解してもらいたくて「いやいや!」となります。
まだ言葉もうまく出てこないことから、「どうしてわかってくれないの!」と大暴れしてしまいます。
ここで気づいたことは、ママも同じ気持ちではありませんか?
予定通りに進まない!
声をかけても伝わっていない
いろいろと情報を集めて試行錯誤してみても、イヤイヤが終わらない
こんなに頭を悩ませているのにわかってもらえない!
ママだって、嫌になるほど自分の気持ちと葛藤しているのです。
お互い、初めてのことだらけです
お互いにわかってもらえないと葛藤しているのです
ママも子どもも、どうにも出来ない感情に困っているのです。
やりたいことをさせてみよう
イヤイヤされたらなるべく子どもの主張に付き合ってあげて、満足させてあげるのも落ち着く場合があります。
モンテッソーリ教育という言葉をご存知でしょうか?
モンテッソーリによると、2歳前後の子どもは順序や習慣、場所にこだわる場合があり、それが顕著に現れる時期
だということが言われています。
ただのわがままに見えるようなことも、大人には見えない秩序へのこだわりをもって主張しているのかもしれません。
時間と心の余裕があるときはじっと子どものやりたいことをさせてみるということも、試してみてはいかがでしょうか。