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保育士によるイヤイヤ期の対応とは?

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イヤイヤ期とはおおよそ2歳くらいから始まり、自己の目覚めや自己の確立などとも言われたりしていますね。

保育士の目線からイヤイヤ期の対応を、簡単にですがまとめてみました。

 

 

その子のありのままを受け止める

 

保育士は子どもがイヤイヤと泣き、床に寝そべったり、

いやー!と表現しているときに、ありのままの姿を受け入れる対応をしています。

いやなことを「いや!」と自己表現ができているのはとてもいいことです。

イヤイヤ期の行動は、悪いことをする、言うことを聞かないなどのマイナスのイメージが強いですが、保育士としてはそれも立派な成長だと喜ばしいことなのです。

子ども一人一人性格も違うので表現の仕方はそれぞれですが、その子のありのままを受け止めることと、自己の確立ができた!よかったねぇという気持ちで見守る対応をしています。

 

 

子どもの気持ちに寄り添い受け入れる

 

イヤイヤ期の子どもは、自分一人でできることが増えてくる時期でもあります。

できたという達成感も感じられる時期です。

また、やってみたい好奇心も出てきますね。

大抵の子どもはやりたいのにできないもどかしさで「いや〜!」と泣いていることが多いかと思います。

そんな時に保育士は子どもの気持ちに寄り添った言葉掛けをしています。

 

例えば「〇〇したかったんだね」「悔しかったね」「一緒にやってみよう」など子どもの気持ちを汲み取るような言葉掛けで、子どもに寄り添う対応を意識しています。

どうしても気持ちの切り替えができない場合は、気分を変える言葉掛けをする対応もしています。

「あっ!あれなんだ?」などといった言葉掛けをして気持ちがそちらに向き、落ち着く場合もあります。

落ち着いた後に、あの時どうしてないていたの?と気持ちを聴いてみて、返答があれば「そうだったんだね」と気持ちを受け入れることをしています。

この頃は記憶力も少しずつついてくる時期なのですが、覚えていないこともほとんどです。

気持ちの切り替えができる言葉掛けも保育士の対応のひとつです。

 

 

無条件に愛する

 

 

保育士はイヤイヤ〜と表現している子どもに代替えで言葉掛けしないように気をつけています。

例えば「〇〇したら、これするよー」「〇〇したいなら、片付けてね」などです。

”条件付きで受け入れる”ということは、”○○をしないと受け入れてくれない”という経験になりかねません。

このイヤイヤ期に、”どんな自分でも受け入れてもらえた”、”無条件に愛してもらえた”という経験をすることが大切で、子どもの心の成長にも大きく影響します。

 

保育士としてどんな子どもたちも無条件で受け入れ、たくさんの愛情を伝えていく対応をしています。

イヤイヤ期は笑えない程、大変な日もありますよね。

お母さんお父さんには、保育士にこんなことが大変だった、とても困ったなどお話ししてもらえることで対応策も出てくると思います。

1人で抱えこまずに保育士にお話ししてくださいね。

 

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