大変な2人目育児で産後うつを引き起こしてしまうこともあります。
危険サインや予防方法などについてまとめてみました。
目次
大変な2人目育児
何もかもが初めてで常に手探り状態だった1人目育児。
2人目育児となると、慣れている育児のように思えても上の子のお世話をしながら下の子のお世話をするのは時間的な余裕もなくなり精神的だけではなく体力的にもきつくなってきます。
とくに下の子がまだ赤ちゃんの場合は、授乳やおむつ替えも頻繁。
夜泣きもあれば母親はまとまった睡眠がとれないこともしばしば。
それに加えて上の子のイヤイヤ期や赤ちゃん返りがはじまれば母親の疲れもどんどん溜まっていき、「もうやめて・・!」と叫びたくなる瞬間もでてくるでしょう。
頼れる人がそばにいると負担も軽減できますが、追いつめられた気持ちになってもひどい状態になるまでSOSをだすことができず、産後うつを引き起こしてしまうこともあります。
産後うつの要因と危険サイン
産後うつとは出産をした女性の10~15%がなると言われているうつ病で、気分の落ち込みや体調不良などの症状が続きます。
1人目の時には大丈夫でも2人目出産後になることもあります。
産後うつを引き起こす要素や原因には様々なものがあります。
産後のホルモンの変化による乱れも1つです。
その他、睡眠不足や過労によるストレス、家事や育児に完璧を求めてしまうなど性格的に真面目や几帳面、何事にも一生懸命な人は産後うつになりやすいと言われています。
ちょっとしたことでもイライラしたり、睡眠不足なのに緊張して眠れないことが続いたりしている場合等は危険サインです。
状況が更に悪化する前にまずは家族や専門機関に話をきいてもらいましょう。
産後うつ 予防や回復に効果的なこと
産後うつの回復や予防に効果的なことは色々あります。
例えば疲労回復や精神面の回復には睡眠が一番です。
子どもが寝ているときに一緒に眠り、睡眠時間を確保しましょう。
外に出て光を浴びたり誰かに話を聞いてもらったりするだけでも気持ちが楽になりますよ。
夜、帰宅した夫と話をしたり最近だとSNSで同じ悩みをもつ人と意見交換したりするのも良いですね。
また、育児を一人で抱え込まず人に頼ることも大切です。
一時保育やファミリーサポート制度などを活用し、1人でリフレッシュする機会を作りましょう。
自分に優しくすることを心がけてみてくださいね。
いくつか紹介しましたが、産後うつの判断や解決方法は人によって違います。
まずは近くのネウボラや、医療機関や専門家に相談してみましょう。