家事や子育てをやりながら自分のペースで働きたいと「ママ起業」を始める女性が増えています。
目次
「ママ起業」という選択
ここ数年、「ママ起業」「主婦起業」というワードが話題になっています。
結婚や出産を機に仕事をやめたママのなかには、育児などが落ち着いて時間に余裕ができたからもう一度働きたいと思っても、勤務体制や子どもの預け先、ブランクなどの壁が立ちはだかってなかなか望んでいた仕事に就けない人がたくさんいます。
そこで新たに事業をおこし、時間の融通が効きやすくて自分の得意分野を生かせる「ママ起業」が増えています。
今までは専業主婦になるか、パートにでるか、会社で育休を取って復帰を目指すかの選択肢しかほとんどありませんでしたが、自分の事情に合わせて働く環境をつくる「ママ起業」を含め働き方はどんどん多様化しています。
ママ起業のさまざまなスタイル
「ママ起業」にもさまざまなスタイルがあります。
自らが事業主となって従業員を雇い、オリジナルメソッドをつくって講座を開催するなどビジネスモデルをしっかり確立して高い収入を得るスタイルや、好きなことや特技を生かしてネット販売や教室を週に何回か開き、残りの時間は家事や子育てを優先させる「プチ起業」や「ゆる起業」といわれているスタイルもあります。
起業を考えるママたちは、仕事をしながら家族も大事にしたいと思っている人がたくさんいます。
子育てや家族も大切、仕事も大切だからこそ枠にとらわれずに、自分にとって一番良い形のバランスで働くためにはどうしたらいいか考えてみることが大切ですね。
ママ起業に向いている人はどんな人?
ママ起業に向いている人はどんな人なのでしょうか。
まず大切なことは「起業したい」と本当に思っていることです。
起業する理由がしっかりあり、志をもっていることは成功の第一歩になります。芯がぶれないことも大切ですね。
その他には好きなことや長年続けている趣味・習い事など得意分野があると人に教えたり、商品を作って売ったりすることができます。
パソコンやインターネットなどが使えることもビジネスでは幅を広げてくれるので学んでおくといいですね。
また、フットワークが軽い人もママ起業には向いています。
「起業」というとなんだかとっても高いハードルに感じてしまいますが、まずはやりがいのある仕事を自分のペースにあわせて始めてみましょう。