妊娠中は胎児に影響のないよう色々なことに気を使いますよね。
子どもの健康面だけではなく、性格も妊娠中に決まるのか?お話します。
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妊娠中の食生活は胎児に影響する?
お肉を中心に食べていた母親と、お魚を中心に食べていた母親から産まれた子供には、IQの高さに差があるという研究結果や妊娠中の食生活に良いと言われることもあり、勧められることがあるかもしれませんが、
お肉には妊娠中に不足しがちなビタミンBやビタミンEが多く含まれているので、全く食べないと赤ちゃんもママも栄養不足になってしまいます。
あくまで、お魚を中心とした低カロリーな食事を心がけながら、お肉料理も適度に食べるということを意識してみて下さい。
妊娠中は鉄分が不足しやすく、鉄分が不足すると未熟児など早産のリスクが高まるとも言われています。
これらは極端な偏食をしなければ必ずしも胎児に影響が及ぶというわけではありません。
妊娠中は、胎児への影響だけではなくママ自身の身体にも気をつけるため、食生活はバランスを意識して整えるようにしましょう。
ストレスはあまり溜め込まないように
妊娠中は疲れやすく、不安なこともあったりとストレスが溜まってしまうこともありますよね。
なぜ妊娠中のストレスが胎児によくないのか?
早産や未熟児といったリスクだけじゃなく、子どもが将来うつ病などにもなりやすいという研究結果も出ているからです。
ストレスを感じるとコルチゾールという副腎皮質ホルモンが大量に分泌され、そのホルモンが胎盤を通して赤ちゃんへ流れてしまうのです。
それによって考えられる赤ちゃんへの悪影響は情緒不安定・うつ病・統合失調症などがあると言われています。
お腹の赤ちゃんにたくさん話しかけて!
妊娠してよく耳にするのは、「お腹の赤ちゃんに話しかけてあげるといいよ!」という情報ではないでしょうか?
なぜ話しかけると良いのか?本当に意味があるのか?と疑問に思う方もいるかもしれません。
赤ちゃんの脳は、お腹の中にいる間にほぼ基礎の部分は完成しています。
脳が形成される時期に積極的に話しかけると、ママの声が赤ちゃんの脳に刺激を与えるので、脳の発達を大きく促すことが分かっています。
子どもの性格はお腹の中で完全に決まってしまうわけではありません。
親からの遺伝と、産まれてからの生活環境が深く関係していることも分かっています。
こどもの性格もそうですが、発達と健康のためにも妊娠中は規則正しい生活を心がけましょう。