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「子育てが向いてない、親をやめたい」と思う瞬間と8つの対策

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子育てを毎日頑張っているママは大変ですよね。

でも頑張りすぎていると、ふとした瞬間に「子育てが向いていないかも」「もう親をやめたい」なんて思ってしまうこともあるのではないでしょうか。

大好きなはずの子どもに対して、一瞬でもそんなことを思った自分を責めてしまったり、逆に感情が抑えられずに自分の子どもが嫌いになってしまうかもと不安になりますよね。

今回は、子育てが向いていないと思ってしまう瞬間はどんな時なのか、そう思ってしまった時はどのような対策をすれば良いのかをお届けします。

「子育てをやめたい」と思う瞬間

子育てをやめたいなんて思うのはわたしだけ?

いえ、意外に多くのママが「もう子育てをやめたい」と思ってしまう瞬間はあるものです。

そこで、まずはどんなときに子育てをやめたいと思ってしまうのかをみていきましょう。

 子どもに対してイライラするとき

お着換えしてね「ヤダ」

ごはん食べて「ヤダ」

そろそろお片付けしてね「ヤダ」

イヤイヤ期も含めて、子どもが言うことを聞かないときや乳児期に何をしても泣き止まないとイライラしてしまいますよね。

多くのママが、子どもに対してイライラしたときに「子育てをやめたい・・」と思い悩んでいます。

 子どもへの愛情を疑うとき

子どものことを心から愛しているはずなのに、ふとした瞬間に「わたしって本当に子どもを愛せているのかな?」と思ってしまうことはありませんか?

子育てに疲れてくると、頑張れない理由を「愛情不足」と思い込んでしまうママも多いですね。

育児に追われて自分の時間がないとき

若い世代のママに多いのが、自分の時間が奪われたと感じてしまうこと。

グループLineや友達からの連絡などで、周囲が楽しんでいる中で自分は育児で遊べない。

こんなときも「もう子育てをやめたい」と思ってしまうケースもあります。

「子育てをやめたい」と思った時の8つの対策

子育てをやめたいと思ってしまう瞬間は、ママによってそれぞれ理由や原因が異なりますが共通しているのが「心に余裕が無くなっている」という点です。

子育てが辛い、もうやめたいかも。

そう思ってしまったときや、思わないために実践できる対策として3つの考え方と5つの行動を紹介しますね。

まずは3つの考え方です。

1.自分と子どもの個性を許す

子育てを楽にするために重要なことは、「許す心」を持つことです。

これは心を広く持てということではなく、自分や子どもの個性を認めるという意味です。

例えば、育児に専念すると家事が疎かになってしまうママは、「自分はなんでこんなに出来ないんだろう」と悩んだり落ち込んだりします。

しかし、見る角度を変えて自分の性格や能力を客観的にみれば、「自分は物事を同時に行うのが苦手」であることが見えてきます。

(あ、自分はマルチタスクが苦手なんだな。)

それを自覚して自分の個性として捉えれば、自然と解決法もみえてきます。

複数のことを同時にできないのであれば、1つずつゆっくりこなしていけばいいんです。

子どもについても同じです。

他人の子や、親戚の子と我が子を比べてしまうと「なんでウチの子は・・」と思ってしまいがちですが、子どもの個性なんだからと思うことでイライラしにくくなりますよ。

全てを個性のせいにしろ、という訳ではありませんが、自分や子どもが持っている性質を正しく理解するだけでも気持ちはスッと楽になるものです。

2.家事も育児も「そこそこ」を目指す

自分に厳しく他人にも厳しいママや、完璧主義者な一面を持つママも子育てで疲れやすいものです。

家事と育児の両方を完璧にこなそうとするあまり、どちらかが疎かになると自分を責めてしまい、結果的に子育てをやめたい・・となっていきます。

子育ては毎日がハプニングの連続です。

一日のスケジュールをしっかり考えていても、簡単に予定が崩れるのが普通です。

また、「完璧でなければならない」という強迫観念に捉われているママは、インナーチャイルドが原因になっている可能性もあります。

子育てに悩みやすいママの傾向

月並みな言葉ですが、世の中に完璧な人間なんて存在しません。

少し肩の力を抜いて、完璧ではなく「そこそこ」を目指してみませんか?

3.自分のことを好きになる

子育てに疲れて、子どもが嫌いになりそうと悩むママのほとんどが、強い自己否定の感情を抱くものです。

そもそも、本当に子どもが嫌いなら悩まないからです。

悩むということは「このままじゃいけない」という気持ちがある証拠で、それが改善出来ない自分自身を責めてしまうママが本当に多いです。

改善方法として、とても効果的なのが「自分自身を肯定して好きになる」ことです。

なぜ、子育てが上手くいかないのか。

その原因を探っていくとインナーチャイルド(幼少期の家庭内トラウマ)が関係していることが多く、自身に潜むインナーチャイルドを癒してあげることで、自分を好きになり子育てがとても楽しいものへと変わっていきます。

いきなり自分を好きになったり、考え方を変えるのは自分には無理だ!というママのために、「疲れちゃった・・」というときに気持ちをリセットするための対策法も紹介します。

子育てが辛いときに気持ちを楽にする5つの行動

子育てそのものを楽にするためには、自分を好きになったり許せる考え方の変化(インナーチャイルドを癒す)が一番の対策ですが、急に考え方を変えるのは難しいと感じるママも多いはず。

とにかく辛く落ち込んだ気持ちを少しでもラクにしたい!

そんなときは、いつもと少し違う行動で気持ちをリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

1.夢中になれる趣味を見つける

四六時中育児に追われていると余裕がなくなり、毎日辛く悲しい気持ちで過ごすことになってしまいます。

「子どもの面倒を見なければならないから」

「家事や育児で手いっぱい」

そんな生活を送っていると、自分自身が「楽しむ」ことを忘れてしまいがち。

インナーチャイルドを癒し、子育てそのものを楽しめるマインドを手に入れることが一番ですが、夢中になれる趣味を探してみることも効果的です。

毎日忙しいのに趣味を楽しむ余裕なんてない!と思うママもいるかもしれませんが、自分のライフスタイルに合わせて楽しめる趣味を探せば大丈夫。

例えばですが、大人も楽しめる「塗り絵」やちょっとしたゲームなど夢中になれて、何かあればサッとやめれる趣味なら育児や家事と両立しやすいですよ。

自分を責めて子育てを辛くしてしまう「真面目なママ」は、育児や家事を完璧にこなせていないのに趣味なんて楽しむ暇はない!と考えてしまいそうですが、ママが辛い思いを抱えて子どもと接するより、趣味で適度にガス抜きをした方が良い場合も多いものです。

一日の中で短時間でも良いので「楽しい」と思える時間を意図的に作ってみてください。

2.ママも子どものように人に甘える

「ママなんだからしっかりしなきゃ」

「一人の親として恥ずかしい行動はできない」

真面目で育児に対して真剣に臨むママであればあるほど、こうした想いが逆に自分を追いつめていることに気付けないものです。

ママだって一人の人間ですし、いつでも完璧であり続けることは不可能です。

どうしても辛い気持ちで一杯になってしまったときは、ママ自身も誰かに甘えてみると気持ちが楽になりますよ。

甘える相手は夫でも親でも友達でも大丈夫。

育児が辛いけど自分が頑張らなきゃ!と考えすぎずに、たまには誰かの力を頼って甘えてもいいんです。

3.お昼寝で気持ちをリセットする

日本人は、世界的にみても「睡眠時間が短い」と言われています。

育児中のママなら、その傾向はより顕著ですよね。

ストレスを抱えたとき、「睡眠」はストレス解消に効果的であることは医学的にも証明されています。

子どもを寝かしつけたら、寝ている間に家事をやって料理をして・・

毎日頑張っているママは、昼寝をする時間も惜しい!と思ってしまうかもしれませんが、たまにはお子様と一緒に昼寝をしてみましょう。

大切なことは、昼寝をしたあとに「寝ちゃった・・」と後悔したり自分を責めないこと。

意図せずに昼寝をしてしまったときは、「これは気持ちをリセットする行動」と割り切って逆にストレスを溜めないように注意して下さいね。

4.思い切り泣いてみる

医学的にストレス解消に効果が認められているのは睡眠ばかりではありません。

感情が高まって泣いたとき、ストレス物質(プロラクチンやコルチゾールなど)が涙と一緒に体外に排出され、ストレス解消に効果があることが知られています。

悲しいとき、辛い時に涙がでるのは「ストレス物質の排出」という意味がある行為。

だから無理して涙をこらえるよりも、辛くて仕方が無いときは思い切り泣いた方がスッキリするのです。

つまり、例えばですが「映画鑑賞」を趣味にして育児の合間に感動して号泣すれば、ストレスはかなり軽減できるということになります。

辛すぎて涙するよりは、「よし!今日は思い切り泣こう!」と決めて泣いた方が、泣いた自分を責めることがなく、よりストレス解消に効果的なので試してみてくださいね。

5.子どもと離れる時間を作る

子育てに悩みはじめると、子どもと過ごす時間が苦痛に感じてしまうものです。

しかし夫や実家に頼ることができなかったり、子育てはママがすべきものという固定観念に縛られていると、24時間ずっと子どもと過ごすことがストレスを加速させてしまいます。

もし頼れる人が周りにいるなら、一日に1時間だけでも良いので「子どもと離れてみる」ことをお勧めします。

どうしても周囲に頼れる人が居ない場合は、託児所などを利用するのも良いでしょう。

辛い気持ちを抱えたまま、24時間ずっと子どもと一緒にいると気持ちが沈んでしまったり、最悪の場合は育児ノイローゼになってしまう可能性すらあります。

恋愛と同じように、離れて子どもへの愛情に気付くこともあります。

ちょっと疲れちゃったかも。

そんなときは、思い切って子どもと離れる時間を作ってみましょう。

まとめ

子育てが向いていないかも・・と悩むのは、自分だけの特別な問題ではありません。

多くのママたちが、同じように悩み苦しんでいることをまずは理解してください。

悩みを抱えるほとんどのママは、自分に厳しく本質的には愛情深い人ばかりです。

無理をして自分を責めるのではなく、肩の力をスッと抜いて「そこそこでいいんだ」と自分を許してあげたり、ちょっとだけ子どもと距離を置くことも大事ですよ。

原因としてインナーチャイルドが関係するケースも多いので、一人で悩まずにインナーチャイルドを癒して自分を好きになり楽しい子育てをしましょうね。

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