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「子どものことが嫌いになりそう」ママの気持ちと3つの対処法

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子育てをしていて、このままだと「子どものことが嫌いになりそう」と思ってしまう瞬間ってありますよね。

世界中の誰よりも愛おしいと思っているはずなのに、その反面でふとした瞬間に「嫌いかも」という気持ちがよぎるママは少なくありません。

今回は、大好きな我が子に対して「嫌い」な感情が沸いてしまうママの気持ちと、そうならないために実行できる3つの対処法を紹介します。

一人で悩んでいるママや、自分が抱く感情が怖い・・と感じるママは、自分と重ね合わせながら読み進めて、今の悩みから少しでも早く抜け出すきっかけにしてくださいね。

「子どものことが嫌いになりそう・・・」ママの気持ちと3つの対処法

「子どもが嫌い」と思ってしまう瞬間

皆さんは、今まで「子どもが嫌い」と思ってしまった瞬間はあるでしょうか。

パパが子どもを嫌う理由とママが子どもを嫌う理由では、多少の違いはありますが共通して多い意見が「言うことを聞かないから」となっています。

  • イヤイヤ期などで、何を言っても「イヤ!」と言われたとき。
  • 子どもと一緒に出かけたときに、公共の場で騒いだり泣き出したとき。
  • 腕と腰が限界なのに抱っこをせがまれたとき・・・。

上に挙げた嫌いと思ってしまう瞬間は、一見するとシチュエーションや理由が異なるように見えますが、根幹にあるのは「言うことを聞いてくれないから」です。

中には、「子どもは分別が無いから嫌い!」なんていう意見もあるようですが、冷静な気持ちで文章を読んでいて、あなたはどう感じたでしょうか。

客観的にみたとき、この「言うことを聞かない」は「子どもに言うことを聞かせたい」という親のエゴに通じる部分があります。

子どもを抑圧して、思い通りに行動させたいですか?と質問されて「はい」と答えるママは少ないです。

なぜなら、子どもには愛情をたっぷりと注いだ上で、社会性を身につけながら伸び伸びと育てるのが一番良いとママたちは本心ではわかっているから。

子どもを愛しているからこそ、子どものためと思っているからこそ、「言うことを聞かない」という状況に対して「なんで判ってくれないの!」という気持ちになります。

その感情が積み重なり、膨れ上がってしまうと「子どもが嫌い」という気持ちになり、自分を責めてしまうのです。

子どもが嫌い!とならないためにも、3つの原因をしっかりと見つめて具体的な対策をして、子育ての楽しさを再確認していきましょう。

1.自分が受けてきた子育ての中から原因を探る

もし、今現在「子どもが嫌いかも」という気持ちに悩んでいるのなら、自分が受けた教育や子育てを振り返ってみましょう。

とても当たり前のことですが、わたしたちは「最初からママ」だったわけではありません。

ママになるための専門的な勉強をした訳でもありませんし、仮に二人目や三人目を育てていたとしても、「その子のママ」をするのはやっぱり初めての経験なのです。

人は誰でも、未知の物事に挑戦するとき「自分の経験」や「実体験」をベースにして挑みます。

このこと自体は悪いことではありませんが、いま子育てに悩んでいるということは、やり方を少し見直す必要がある可能性が高いと言えます。

例えば、自分が子どもの頃に親の言うことを聞かなかったとき「叩かれた」経験や「怒鳴られた」経験はないでしょうか?

そしてママとなった今、自分の子どもに対しても同じような接し方をしていませんか?

実は、こうした幼少期に受けた教育がインナーチャイルドを形成して、子育てを邪魔している場合があります。

子どものころ、親に叩かれたり怒鳴られたとき「自分はどう思ったのか」を考えてみましょう。

そして嫌な気持ちをした記憶があるならば、逆に考えてみてはどうでしょうか。

「あのとき、こう接してもらえたら」と考えて、それを自分の子育てに反映させることも、過去の経験を活かすということです。

「されたから子どもにもする」ではなく、過去の経験を反面教師にして最良の方法を模索する。

考え方の角度を少しだけ変えてあげるだけでも、子育てが驚くほどいい方向へ向かうきっかけになりますよ。

2.子育てに対する思い込みをリセットする

規律を重んじる人や、本質的に真面目なタイプのママは「子育てとはこうあるべき」という強い信念や独自のルールを作る傾向にあります。

子育てをしていく上で、「これだけは守らせたい」というポリシーを持って教育することは、決して悪いことではありません。

しかし、自分に厳しく真面目なタイプのママは「思い込み」によって、かえって子育てを辛くしているケースも多々あります。

自分の人生経験や失敗から、「こうした方が絶対将来この子のためになる」という気持ちは、同じ親としてとても良く理解できます。

ただ、そうした「思い」が強すぎて子育ての自由度を下げてしまってはいないでしょうか?

子どもは、子どもなりに様々なことを考えますし、感情も大人よりも日々大きく変化します。

一度、「こうあるべき」という枠組みをリセットして、子どもの気持ちに寄り添って一緒に考えてみることも大事ですよ。

3.自分を好きになると子どもも愛せるようになる

子育てに悩み、子どもが嫌いになってしまうかも・・と思っているママの多くが強い自己嫌悪を感じています。

  • どうして自分は愛する我が子にこんなことを言ってしまうのだろう。
  • 大好きなのになんで嫌いなんておもっちゃうのかな。

こうした自分を責める気持ちを持つことは、子育てを楽にするどころか、より一層辛いものにしてしまうだけです。

子どもに対する自分の言動や行動に悩むママは、自分を肯定するためにも原因をしっかりと見定めて、具体的で建設的な手段で一歩ずつ前へ進むことがなにより重要です。

絶対に、自分を責めてはいけません。

あなたが思うように子育てに取り組めない原因は、自分の内面に潜んでいます。

そのインナーチャイルドを癒すために、最も大切な要素は「自分を愛してあげること」です。

自分なんて、どうして自分は。

こんな風に悩むママは多いですが、原因もわからずに悩むことは「病名を知らずに薬を飲む」ようなものです。

まずは原因を知り、その原因を取り除くために正しいアプローチをすることが大事です。

原因もわからないまま悩み続けてしまうと、自己嫌悪という副作用が体を蝕むだけになってしまいます。

ママの本心は心から子どもを愛したい

子どもが嫌いになっちゃいそう・・

ママとなって、自分に湧き上がる感情に危機感を感じているからこそ、このページを開いて目を通しているはずです。

それはつまり、「今のままではダメかも」と感じているからで、その気持ちの元にあるのはやっぱり「子どもを愛しているから」なんです。

子育てに苦しむママは、誰よりも子どもを愛しているという証拠でもあります。

本当の意味で子どもが嫌いな人は、「無関心」という最悪の選択をするものです。

大丈夫。

あなたの悩みの原点は「子どもを愛している」という気持ちからくるもの。

正しく原因を理解して、正しく向き合って対処すれば、ママも子どもも笑顔で溢れるような理想の子育てを楽しめるようになりますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

子どもを愛していればこそ、なるべく将来に苦労をしてほしくないと思うのは、親ならば当然の考え方です。

しかし自分が掲げる理想の教育と、その意図をわかってもらえない子どもの振る舞いには、大きなギャップが発生すると悩みに変わってしまいがちです。

今回ご紹介した対処法や、自分の中にあるインナーチャイルドを認識して癒すことは、真面目で子育てに一生懸命なママにこそ知ってほしい解決策です。

本文でも言いましたが、決して自分を責めて落ち込まないようにしてください。

この記事が、少しでも子育てに悩むママの一助になれば幸いです。

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